茅ヶ崎市議会議員

長谷川由美の活動レポート

line_01

2024 凧揚げ10回目 & 駅伝100回目(2024年1月号)

長谷川由美の活動レポート

今年は、箱根駅伝が100回目となりました。1回目は1920年。第二次世界大戦中に中断があり、1987年からは、テレビ中継が始まって全国的に有名になりました。
そして、この駅伝を応援し、茅ヶ崎の海、海岸を大切に活用しようということで、サザンビーチ新春凧揚げ大会が始まって10回目となりました。ここで揚られる連凧や、飾り凧、子どもたちにプレゼントされる凧は、柳島凧の会の皆さんによって製作されています。湘南地方では、強風に強い「将棋凧」と呼ばれる将棋のコマ形の凧が作られていたとか。これを次の世代にも伝えようと学校などでも、活動を展開されています。

茅ヶ崎では、こうした市民による活動が盛んで「イベント等を開催する風土がある」とも言われます。浜降祭の結束力が、実行力を牽引しているのではないでしょうか。この個性をより引き出して、市民の活動を活性化させていく、経済活動にもつなげることが重要です。
まちの人が参加し、支える活動は知り合いを増やし、つながりをつくります。外に出て人と活動する場となり健康を支えます。健康な人が多いまちは、医療費等の財政圧迫が少なくなります。
大きな観光名所のない茅ヶ崎ですが、そこかしこに個性的な店があることが魅力として評価されています。魅力ある活動が緩やかに、人を呼び寄せるような発信、参加、体験型の発展がぴったりだと考えています。

連凧150枚

連凧150枚

「場」の確保と
こどもの文化活動への応援金創設

市民が文化・スポーツ活動などをする時に、行政に支えてもらいたいことの1つに、活動の場の確保等があります。これは個人や団体では難しくまた費用負担に無理のないことが重要です。
「場」として、公共施設だけではなく事業者や団体が所有するものも対象として捉え、市が調整役となって利用可能とすることを提案しました。

市では、これからの展開として検討し、利用する市民、提供する事業者の双方にプラスとなる形を模索する方向性が決まり、3月末の年度内までには、具体的に展開できるよう進めることとなりました。
また、こどもたちの活動について運動系の部活等で、全国レベルの受賞等があった場合に出されていた奨励金が、コロナ禍で休止でしたが、見直し、再開されるとともに、全国レベルの文化芸術系の子どもの活動についても、新たに応援金がつくられることとなりました。

「こども自身」と
明記されたプロジェクト

「こども」を主体とした施策が乏しいことから、一昨年末に文化教育常任委員会として、子育て支援に加え、子ども自身に焦点をあてた施策展開が必要であると政策提言しました
昨年8月、茅ヶ崎市から発表された「こどまちプロジェクト」では、これまでの考え方に加えて、目的4として「こども自身が笑顔になれる」こども自身が自分の未来を選択できる成長支援という項目が盛り込まれました。

そこで、さらに市の活動の中で「こどもを主体」として捉えていくことを定着させるため、一般質問でも取り上げましたところ、、、
2年後に策定のこども計画の中にもいかしていくこと、「こどもも社会の一員であり、大人と同じようにひとりの人として大切にされるべき存在である」ことを伝え、活動にも取り組んでいくとの回答。前進はしてきましたので、より着実に進められるようにプッシュしていきます。

小津安二郎・野田高梧展
二人の日記が映し出す茅ヶ崎

茅ヶ崎館を常宿にした映画の巨匠 小津・野田の二人が綴った日記から、茅ヶ崎での日常を紐解いた企画展。

会期 開催中〜3月31日(日)
開館日 会期中の金・土・日・祝日
会場 茅ヶ崎ゆかりの人物館
入館料 200円
締切 5月13日(火) 17:00迄

今後のイベント日程

2/10(土) 小津監督作品『晩春』上映会 無料
3/9(土) 小津監督が愛した“鳥すき焼き“を作ってみよう。参加費500円
3/23(土) 小津・野田の足跡をたどる散歩道(街歩き)無料
申込・問合 0467-82-1111 茅ヶ崎市 文化推進課

【心から】

昨年は、4月に統一地方選挙があり、新たな任期をいただくことができ、コロナ禍も明けて動き出す年でした。けれども、これまで一緒に活動をさせていただいた方々とのお別れが相次いでしまいました。故山田えつこ市議、故青木ひろし市議、故永田てるじ県議のご冥福を心からお祈りします。
そして身体に気をつけて、しっかりと活動をしなければと改めて思います。皆様にも、どうぞご自愛いただき、良き年となっていきますように。

海