長谷川由美の活動レポート
500人の答から防災ラジオを見直したら/LINEラインも(2024年9月号)
独自にアンケートをとりました。対象:茅ヶ崎在住、19歳以上の方。回答者500人。
| 問: | 茅ヶ崎市の防災ラジオが家にありますか? |
|---|---|
| 答: | ある10%/ない59%/わからない4%/防災ラジオを知らなかった27% |
茅ヶ崎市のオリジナル防災ラジオは、緊急地震速報(震度5弱以上の時)や防災無線の放送が、ラジオをつけていなくても、電源を入れていれば自動で流れる機能があります。2013年から有償配布が始まり、約11,000台=全世帯の1割程度に出回っています。特にインターネットを使わない方には、使いやすい「ラジオ」です。
利用開始から10年余、アンケートも踏まえ見直すと、利用者の希望と対処法が整理できました。
・認知度が低い→市はより細やかな広報が必要
・本体や契約を更新したい人がいる→現在の有償配布は、初回5,000円のみで年間費用がない
・茅ヶ崎FMが選局ボタンに入れたい→令和5年度以降の機種は、防災対策課窓口でボタンの設定ができる。所要2〜3分。それ以前の機種は放送を聴きながら、周波数を合わせれば設定可能。
大規模災害発生時、茅ヶ崎市は茅ヶ崎FM局の協力を得て、情報を発信します。防災ラジオの広報の充実を求めたところ、早速9月の広報ちがさきで詳細に取り上げられました。
そして、情報収集はラジオ一択ではなく、LINEラインを使う人は、茅ヶ崎市とお友達になると情報が入るのもオススメです。

「馬入川鉄橋ノ崩壊」写真 私製はがき 出典・茅ヶ崎市デジタルアーカイブ「ちがだべ」より
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お友達登録すると市から、災害情報や生命の安全確保のための情報等が全員に配信されます。その他に、自分で分野を選んで、防災、子ども、観光、イベント、ごみ等の情報が受信できます。他にも、X(旧ツイッター)をはじめSNSもあるので、使いやすいものを選んでください。
*防災ラジオも、スマホも電気がないと使えません。停電に備えて【電池、充電器】のご用意も忘れずに!
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まちの安全・歴史&個性と
景観まちづくり
昨年5月より2年間、茅ヶ崎市都市計画審議会委員を務めさせていただいています。この審議会は、ザックリ言うと、茅ヶ崎市のまちづくりのハード面、公共の道、建物、地区ごとの計画などについて、市長の諮問に答えるのが役目です。有識者の学者さん、地域の団体、市民公募の方々など全17名。うち3人は議会からの選出で議員がでます。私は、その1人です。
茅ヶ崎ゴルフ場周辺の
工夫ある存続に向けて

茅ヶ崎ゴルフ場区域の利活用に関する考え方(素案)より
地域に残る豊かな緑地空間として、何よりクラスターの中での広大な防災、減災のための場所として、茅ヶ崎ゴルフ場周辺を存続させるための検討が行われてきました。そして「民間によるゴルフ場の存続」を基本とする考え方が、市から議会と都市計画審議会にも示されました。
これによると、ゴルフコース部分は現状のまま利用。ラチエン通りに面する西側の部分、現在クラブハウスや駐車場がある辺りは、低層の店舗をつくることができるようにし、居場所や交流の場としていく方向です。この考え方をもとに、30年間ゴルフ場として運営する事業者を募ることになります。
住民の方との意見交換も重ねられ、高さ制限は変えない。建てられる建造物の大きさの制限を厳しくする。ラチエン通り沿い等、少し後退する。緑を確保するなど、周囲との調和がはかられています。10/4までパブリックコメント実施中です。
平和への伝言
朗読とカテリーナさんコンサート
故 関広範さん(茅ヶ崎で短歌の指導者として活躍)が、戦場を詠った短歌集「いちぜんめし」。この歌集の想いを受けた青木照明さんの書評の朗読とウクライナの歌姫 バンドゥーラ奏者のカテリーナさんのコンサートほか。体験談などから、大切な「平和への伝言」をお届けします。
| とき | 10月6日(日)14時〜16時 |
|---|---|
| ところ | 茅ヶ崎市民文化会館1階ミニホール |
| チケット | 2,000円 予約先着70名 *小・中・高生は無料 |
| 後援 | 茅ヶ崎市 |
| 主催 | 「いちぜんめし」実行委員会 |
| 予約・問合 | 0467-26-9636 |